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🌟サクラバクシンオーに期待されたスピードの絶対値

サラブレッドは1ハロン何秒で疾走ることが可能か?そんな事を考えたことがある方もいらっしゃるでしょう。

当然馬場コンディションも違います。まあ時代によっても違います。

のビカビカの綺麗な芝と昔の「これってダートじゃないの?」と思う様な砂っぽい芝では全く違います。

しかしそれは置いておいて1994年のスプリンターズステークス(G1)が思い出されます。

そのレースはどの馬が勝つのかではなく、サクラバクシンオーが1ハロン「10秒」の壁を越えるかという事一点にファンの注目が集まリました。

結果はもちろんサクラバクシンオーの圧勝でしたが、サクラバクシンオーの刻んだラップタイムは下記の通りでした。

惜しくも10秒の壁は破れませんでした。いかにこの壁は高いかお判りかと思います。

✨サラブレッドのスピード:10秒の壁は破ったがそれだけで強いとは言えない

結局2001年にフォスキアセララーレ(父はあのマルゼンスキー)という馬が日本で初めて9秒8を叩き出しました。ラップは以下の通りです。

このフォスキアセラーレが高いスピード能力を持っていたのは間違いありませんが、26戦3勝という平凡な競争成績でおわりました。

新潟の直線だけの1000m競争と言うことに加えてやはり当時の新潟コースは速い時計がとても出やすかったです。

そこで改めてサイレンススズカを思い出してみてください。

府中の当時とてもコンディションの悪かった1800mで楽々と刻んだラップタイムを····。

もちろん10秒を切ってはいませんが不可能ではなかったと思います。

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