🐴競馬新聞の読み方:馬柱
「◎◯▲✕」というのは簡単で担当記者の独断の予想です。
プロの予想ではありますが、僕の印象だと「〇〇ブック」は比較的単勝人気に沿う形の予想スタイルが多い印象です。
また、スポーツ新聞等では割と穴狙いの思い切った馬を◎にしてたりすることが多いです。
では、中央の馬柱(ストームファングのものです)から見ていきましょう。
🌟成績ブロック①
●1行目:このレースが、第3回中山競馬場開催の3月27日に行われたことを意味します。
●2行目:まず□は稍重馬場のことです。そして「1」と言うのは第1レースであったという事です。
「未勝利」は未勝利戦のレースに出走したと言う意味です。
最後に大きく「1」と書いてあるのは着順です ※◯は良馬場●は重馬場■は不良馬場を表します。
●3行目:とりあえず飛ばします。なぜかというと馬柱の表記は、各新聞媒体毎に結構異なるのですがあまりこの表記を使う媒体が少ないためです。
●4行目:1800mの芝コースで1:51.5秒のタイムでレースを走ったと言うことです。
●5行目:また登場の「斤量」56キロを背負い、柴田善臣騎手騎乗で1番人気だったと言うことです。
●6行目:15頭立てのレースの10番枠で馬体重514キロで出走したと言うことです。
●7行目:スロー経で馬場の内側から3番目あたりを走り上がり3ハロン(ラスト600m)を36.5秒で走ってゴールしたと言うことです。
●8.9行目:レースでの通過順位が2番手-2番手-2番手だったと言うことです。
そして今回は1着だったので、2着のキャピタルフライトに0.0差(ハナ差くらい)で勝ったと言うことです。
もしこのレースに負けていた場合は、優勝した馬に0.0差で負けたと言う意味になります。
ちなみに概ね「0.2」秒位だと1馬身差位です。なので「1.0」とかだと5馬身程度になるので「圧勝」したか、もしくは「全く歯が立たなかったか」のどちらかになります。
✨成績ブロック②
●1行目:連闘(先週のレースの後続けて今週のレースもでる)ということ。
そして連闘を過去にした際どのような成績だったかを示します。
今回は「0 0 0 0」なので過去に例なしとなります。
例えば中2週「1 0 2 3」等となっていたら過去に中2週で出走した際に、1着1回 2着0回 3着2回 着外(3着以下)3回と言う意味です。
ちなみに今回は「連闘」でしたが、サラブレッドは最低でも2週間位レース間隔を空けないと、心と体に負担がかかりますので適度な間隔でレースに出走することが望ましいです。
またこの欄に「放牧休養明け」の様に記載してある事があります。それは放牧に出されていて休んでいてこのレースに臨みましたよという意味です。
さら付け加えるとG1級のサラブレッドは特に能力が高い=スピードがあるので脚にかかる負担が大きいので故障を発生しやすいです。
その事も踏まえて体調を整えたりするために夏場のG1レースがないとき等は、厩舎で調教をするのを一旦やめて北海道の牧場に「放牧(ゆっくりお休みするイメージですね)」に出しててリフレッシュさせます。
以上が馬券予想をするために必要な競馬新聞の読み方の基礎知識となります。
更に深掘りをしていくための予想の仕方などの説明が欲しいという方もいるかと思います。
ですが僕は皆さん一人一人の独自の見解や理論を身につけて、貴方だけのオリジナルな予想をすることがとても競馬を楽しむことに繋がるのではないかと思います。
なのでそこには踏み入らないでおきます。当たっても当たらなくても思いっ切り「競馬を楽しみ」ましょう
あとは馬柱以外で理解しておくとより競馬予想が楽しめるのは「調教情報欄」の読み方なので別ページでご説明しますね。