シンエンペラー凱旋門賞にて敗れる:ディープインパクトメモリアル

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日本馬55回目(違っていたらm(_ _)m)の凱旋門賞への挑戦

たった今凱旋門賞が終わりました。まずはシンエンペラー初め、全出走馬の健闘を讃えたいと思います。

オールドファンの部類に入る僕の感想を述べさせていただきます。

やはり一度も凱旋門賞を勝ったことのない日本に限っては礼儀として「日本最強馬(に等しいレベル)」の馬がまず出走すべきだと思います。

凱旋門賞は20年前とは大きく変わり世界で最も価値のあるレースではなくなった事は間違いありません。

しかし僕の印象ではやはりまだ凱旋門賞の価値が遙かに高かったにも関わらず、最も勝利に近づいたのは1999年のエルコンドルパサーだと思います。

当時のレベルの高かった凱旋門賞でもちゃんと「日本最強馬」が勝利に手が届くレベルにあったのです。

そして2006年のディープインパクトの挑戦。彼は敗れた上にレース後の後味悪い疑惑を残してしまいましたが「日本最強馬」として堂々エントリーしたのです。

ディープインパクトの凱旋門賞

このディープインパクトの頃は既にもう凱旋門賞は落ち目にあったにも関わらずです。その点ディープインパクトは敗れたとはいえ称賛されるべきだと改めて思います。

実際レースを観ている時、エルコンドルパサーとディープインパクトの両頭の時は日本中が熱い視線を送って応援していました。

ディープインパクトに関しては岡部幸雄さんがかなり評価していた様です。

解説者であるにも関わらず「あの」岡部さんがレース中直線入口で早仕掛けになってしまったディープインパクトに対して(武豊騎手にかな?)「まだ!まだ!」と声を荒げていた事に驚きました。

実際に仕掛けのタイミングがもう少しよければ凱旋門賞制覇の悲願達成ができた可能性が十分あったと思います。

フォーエバーヤングのBCクラシック制覇を期待!

しかしもう、今日の凱旋門賞の結果をみた競馬関係者はますます凱旋門賞を避けると思います。

「シンエンペラー」の様な結果になって日本最強馬の評価を大きく落とすのを必ず恐れるからです。

いつかは日本馬が勝つ日が来ると思います。今日くらいの出走メンバーが常態化する可能性が高いので

しかしその勝ち馬が「日本現役最強馬」で他国の馬を圧倒して強さを見せつけるものでない限り僕の心の中では悲願の「凱旋門賞制覇」という事にはなりそうもないです。

ただ、念の為お伝えしておくと負けはしたものの挑戦したシンエンペラーは立派だと思います。今後もっと成長して強くなって欲しいですね。

というわけで、今最も注目を集めるフォーエバーヤングが何とかBCクラシックを制覇して世界王者になる事を応援·期待していこうと思います!