この記事はプロモーションが含まれています。

記憶に残る名サラブレッド

もう僕もこんな年齢になったからかもしれません。どうしても現在の世界トップレベルの馬と古き懐かしののスターホースたちを比較する時、後者の方が印象に残っています。


サンデーサイレンス産駒がデビューするまでは、ノーザンテーストという種牡馬が日本のリーディングサイヤーでした。「ノーザンテースト」が日本競馬のレベルを飛躍させたとまで言われていたんです。

実際それは正しいと思います。社台グループの中では、今でもサンデーサイレンスより崇拝されているかもしれません。

🌟ノーザンテーストについて

ノーザンテーストは社台グループを日本競馬界において不動のトップの座に君臨させた偉大な種牡馬です。

しかし忖度なしでハッキリ言うとノーザンテーストは、当時の欧州を中心とした世界トップの種牡馬の世界では低位だったと思います。

種牡馬の墓場」と揶揄された日本へ弾かれてきたと言えなくもなかったんです。それだけ日本競馬と世界の差は大きかったんです。ここで1992年のリーディングサイヤーランキングを見ていきましよう。

🐴1992年リーディングサイヤーランキング

それでも日本にとってみれば、貴重なノーザンダンサー系の種牡馬だったので大成功しました。

そういう訳でノーザンテーストはノーザンダンサー系の墓場「リアルシャダイ」はロベルト系の墓場「モガミ」はリファール系の墓場といった所が厳しい現実だったのではないでしょうか。

あの「ブライアンズタイム」でさえも同じような経緯で日本へ来たんだと思います。

皇帝シンボリルドルフの父「パーソロン」なんかはもっと格下だったと思います。

そういった馬を父に持つ90年代初期の馬は、強さだけで言えば、現在活躍しているトップホースには到底敵わなかったかもしれません。

✨それでも輝く名馬物語

それでも、当時の競馬ファンに与えてくれた感動と衝撃は、海外で活躍する2020年代の強者にも負けないものが確実にありました。

そんな馬を若いファンにも伝えることができたらと思い、ご紹介していきます。

オグリキャップだけではありません。90年代の熱き名馬たちはきっとこれからのファンの皆様がより競馬を楽しむことに貢献し続けると思います!

→次のページ:ナリタブライアン:アイドルホース歴代最強級の3冠馬①