🌟ミホノブルボン·パンサラッサ·ツインターボで見てみます
僕は常々サイレンススズカは「逃げ馬ではない」と主張してきました。では僕にとっての「逃げ馬とは?」と聞かれたら?という趣旨でこのコーナーで名(迷)馬を徹底検証します。
✨まずはツインターボの七夕賞(G3)
🐴名馬ミホノブルボンの皐月賞
🌟パンサラッサの天皇賞・秋
✨まずは前半1000mを検証
では、各馬の前半1000mを時代と馬場は違えど検証してみましょう。
まず僕の目についたのは、ミホノブルボンのラップです。全く無理のない「常識的な」走りだと思います。さすが二冠馬と感じました。やはり、一か八かのレースをする事はせず「必ず勝つ」事を意識してますね。
次はパンサラッサです。この馬はG1ホースなので強いですが、やはり「負ける可能性」もカクゴの上で勝ちにいってるな·という典型的な「逃げ馬」だと感じました。
そして最後は我等愛する「ツインターボw」このラップは小回りの福島競馬場ではありますが、結果このラップで七夕賞を勝ったので、やはり重賞を勝つ一流馬の能力はあるな、と思います。
🐴後半ラスト1000mはどうだったか?
もうツインターボについては、前半のあのラップで勝ったので一流の重賞馬場という結論です。
次にミホノブルボンを見てみます。ラップと勝ちタイムを見る限り、それ程強くは感じない方も多いと思います。しかし、良馬場発表と言っても一瞬「これダートコース?」と思ってしまう馬場状態です。タイムの速い遅いはあまり意味ないと思います。
それよりも結局ミホノブルボンは、淡々と先頭を走り続けていますが、ラスト1ハロン流したラップ以外は「確実に勝つ」ことを徹底したほぼ同じラップを刻み続けている所がさすがですね。
戸山調教師は逃げにこだわりましたが、彼の生涯のレースを見る限り、好位につけ卒なく抜け出して勝つこともできる、非常に見ていて安心できる名馬だと思いました。
最後にパンサラッサです。ハッキリ言ってこの馬が最も「強い逃げ馬」のイメージが強いです。
理由は2つ①ハイペースで逃げて勝つ時は超一流の強さを見せる②しかしその強さを毎回安定して出す事はできない、の2点です。②がもし安定して常に連を外さないような馬だったらかなりの最強馬と呼ばれる可能性は十分あったと思います。
しかしこの天皇賞・秋は素晴らしいパフォーマンスだったと思います。しかしやはりパンサラッサも「常識的な」領域を超える事はできませんでした。
パンサラッサは最後の最後で目一杯追いますが、ラスト1ハロンで12.7(実際はパンサラッサのラップはこれより少し遅いと思われます)と若干失速してしまいましたのでイクイノックスに交わされました。
もしこのラスト12.7が余裕残しで流して出したラップならば物凄い事になっていたと思いますが··
🌟結果:大逃げ馬としてG1レースを盛上げる能力と言う意味ではパンサラッサをセレクトします。
もちろん他にも個性的で強い大逃げ馬はいますが、今回はパンサラッサをセレクトしました。いづれにしろこういう馬がいればG1レースはより盛り上がるので今後新たな大逃げ馬が誕生する事に期待ですね。
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