🐴アイドルホースナリタブライアン三冠馬への歩み
誰もが知っている平成のアイドルホースナリタブライアン。ちょうど僕が競馬にのめり込み始めたばかりの時に現れた僕の大好きな馬の1頭です。
でも実は「ナリタブライアンが凄い馬」だと僕が初めて知ったのは、共同通信杯に出走するときの競馬新聞を読んだ時です。でも実際は朝日杯3歳ステークスで既に強い勝ち方をしていました。
僕がまだ競馬を初めて間もなかったので無知であったというのがまずあります。でも、僕は一応「BWN(ビワハヤヒデ·ウイニングチケット·ナリタタイシン)」の3強の事はよく知っていたので今でも不思議でした。そしてナリタブライアンの兄ビワハヤヒデの方が強い馬として知ってました。
と言うわけで朝日杯3歳ステークスまでのナリタブライアンのレースを振り返ってみましょう。当時僕の感覚では奇しくもあの歴代最強馬サイレンススズカと印象が重なります(後述)
🌟歴代最強級アイドルホース、ナリタブライアンのデビュー
ナリタブライアンはデビュー前から「モノが違っていた」と言われています。しかしナリタブライアンは新馬戦は2番人気だったんです。しかも距離は1200m戦です。あれだけの凄い三冠馬にしてはとても意外ではないでしょうか。しかも負けますw
さらに2歳(当時で言う3歳)時の埋め込み可能なYouTube映像がほとんど見つかりません。
やはりデビュー前から超大物という説は、若干違う様な気がします。そこの点はサイレンススズカもそうでしたが、それ以上ですよね。どちらかと言うとメジロマックイーン辺りのイメージなんじゃないかと思います。
しかし次の新馬戦(当時は1回しか出れないルールはありませんでした)では強さを見せます。
この後、函館3歳S、デイリー杯3歳Sの負けを挟んで、ようやく朝日杯の強いレース映像に辿り着きます。
でも、ナリタブライアンの2歳時の戦績は7戦4勝です。ディープインパクトと比べるとかなり差がありますよね。何となく野武士の様な印象です。しかし3歳になってからはいよいよ無敵の強さを見せつけます。
✨現役最強馬への序章
いよいよナリタブライアンの本格化がはじまります。しかし、ここまでの「野武士」という表現を敢えてしました。そして野武士の様なレースの使い方をしてナリタブライアンは強くなったと管理されていた調教師は語っていました。
しかしそれは僕も含め多くのホースマン達は疑問を呈しています。最初からナリタブライアンがここまでの素質馬だとは認識されていなかったのではないかと冒頭書きましたので、やむを得なかった面もあります。
しかし後出しにはなってしまいますが、このようなローテーションの組み方をした結果逆にナリタブライアンの素質を台無しにする可能性も充分にあったので、それでもナリタブライアンが三冠馬になれた事は今となればとても運が良かったと思います。
🐴ナリタブライアン三冠馬への助走
まずは共同通信杯です。
いともたやすく皐月賞へ向けたステップレースで見事なパフォーマンスをみせ誰もが「三冠馬」候補となりました。パート2では華やかなアイドルホース三冠馬の瞬間をお見せいたします。