この記事はプロモーションが含まれています。

🌟スペシャルウィークの馬体は見栄えしなかった

スペシャルウィークはもちろん名馬ですが実は馬体は全く見栄えしませんでした。特にトモが寂しかったです

ですがサンデーサイレンス産駒に限っては馬体が悪くてもOK、むしろサンデーサイレンスに似ていればいるほど良い(サンデーは馬体が悪くて有名)とまで言われる様になりました。

そんなサンデーサイレンス特例法案wを決定的に承認させたのがこのスペシャルウィークと言っても過言ではありません。では同期の好馬体の典型キングヘイローも出走したダービーを見てみましょう。

✨スペシャルウィーク武豊で日本ダービー(G1)を圧勝!

武豊さん、直線でムチを落としたそうですw

強いダービーでした。武豊騎手初のダービー制覇にふさわしいレースです。

ちなみにあの大川慶次郎さんもサンデーサイレンス産駒特有のあまり見栄えのしない馬体で「馬体だけならキングヘイロー(奇遇にもイクイノックスの母の父)の方が上」と解説でおっしゃってました。

ちなみに先日引退されたリーディングジョッキー福永祐一騎手はデビュー間もない頃キングヘイローの主戦騎手でした。しかしこのダービーで確か2.3番人気くらいで期待されていた同馬を拙い騎乗もあって大敗させ、オーナー激怒w→主戦騎手から外されるという苦い経験がありました。

✨スペシャルウィークのベストレース:モンジューを負かしたジャパンカップ

1998年のジャパンカップの時はエルコンドルパサーのページで書いた通り、まだそこまで強くはない印象でした。

しかしスペシャルウィークはその後1年間にさらに実力をつけ、とても強い馬となりました。1999年のジャパンカップをご紹介します。

モンジューを破っての快勝!

このレースではエルコンドルパサーを前年の凱旋門賞で負かしたモンジューに勝利します。

地の利があった事とモンジューが若干衰えていた事もあると思います。

しかしスペシャルウィークもこの年、天皇賞・秋→ジャパンカップやし有馬記念とG1秋3レースを続けて出走するローテーションが組まれていました。

それ程恵まれたコンディションではなかった中のレースなので価値があると思います。

🐴有馬記念(G1):グラスワンダーとの名勝負

無数のG1タイトルを手にしたスペシャルウィークですが、イチオシのレース本来はこのグラスワンダーとの有馬記念になるはずでした。

これでスペシャルウィークの勝利という結果になっていれば···

本来、グラスワンダーのところで取り上げた方がよかったかな?と思う名勝負ですが、レース直後は確か「スペシャルウィーク」が微妙に勝ったんじゃね?という雰囲気でした。

僕はテレビで見ていたので「角度的に」スペシャルウィークが勝った様に見えただけかと思っていたら「武豊騎手本人」も勝利を確信していたかのようだったんです。

長い写真判定の結果、グラスワンダーが勝利と確定すると、微妙な空気が漂っていたのを覚えていますw面白いのでここでご紹介しました

✨産駒は牡馬で大物出せず···

期待を背負って種牡馬入りしたスペシャルウィークですが牡馬の後継種牡馬を出す事は叶わずこの世を去りました。

しかしブエナビスタやシーザリオといった名牝を輩出しましたのでポテンシャルは高かっただけに残念です。

→次のページ:大逃げ馬3強対決wミホノブルボン·ツインターボ·パンサラッサ